27歳ひきこもりはまだ人生詰んでない

20160209184529

家にひきこもってる系ニート。就活しようにも社会で働ける自信は1mmもない。てか俺を必要とする会社なんかないでしょみたいな自問自答の繰り返し。親のすねかじる人生に嫌気がさしてばかり。でもなんもしない。僕はまさにこれでした。そんな僕が今、パソコンに向かってブログを書いてる。たったそれだけでも1年前までは自分でも想像もできない姿。

ひきこもりになるまで

2014年の3月に大学院を修了。 周りがマイナビリクナビのエントリー祭りをしていた頃、僕は就活をほとんどせず。興味があったのは大企業ではなくて小さくても面白そうなことしてるベンチャーとか事務所だった。めぼしい会社に幾つか連絡してしてみると「すぐ働ける人が欲しい」「今は求人してない」と断られ、面倒くさくなって卒業してから探せばいいやと軽い気持ちで就活を保留。それから卒業までの1年間はほんと一瞬であんまり覚えてない。がむしゃらに研究して論文書いてたらあれよあれよで卒業してしまった。残ったのは院卒ニートという烙印だけ。

クソみたいなひきこもりライフのはじまり

それから今に至るまではほんの少しのバイト期間と1年以上のひきこもり期間。毎日朝までネット見て、夕方起きてまたネット見ての生活。学生時代の友達はみんな必死で働いてる。自分も働かないとと焦っていた。土日のFacebookなんて見れたもんじゃない。たまにある友人からの連絡は全無視。メッセージくるだけで最悪な気分。自分の将来はどうなるんだろう。いまの唯一の友達Googleに聞いてみた。

26歳ひきこもりはもう人生詰んでる

そりゃそうだ、同世代は毎日必死で働いてるんだから。ひたすらサボってる自分に未来などあるわけない。ワープアで毎日悲惨、生活保護で人生詰んだ、死にたい。ネットにゴロゴロ落ちてるこんな話しか目に入らず自分も死のうと思った。でもそんな元気もなくてしょうがなく寝る。そんな毎日。

こんなネガティブな日々に慣れてくるとだんだん自分の将来について考える時間は減っていった。自分がひきこもりであること、働いていないこと、周りと自分を比較すること。簡単に言うとほんとにどうでも良くなってきた。考えないことに自分の頭が慣れてきて、呼吸するだけの人生になった。それが約半年前のこと。

あるブログとの出会い

それから半年はなにもない空白の時間。ただ生きてるだけ。家のなかをひたすら徘徊するルンバみたいなもん。いやそんなに掃除しないからそれ以下か。

でも半年の思考停止期間はほんのすこしだけ元気を取り戻させてくれた。

もう一度パソコンを開いてGoogleに自分の将来について聞いてみると質問の答えが変わってた。

27歳ひきこもりはまだ人生詰んでない

無駄に人生悲観して、勝手に焦ってた半年前はネガティブな情報しか視界に入ってこなかった。でも焦ることを辞めた充電期間で知らない間に自分の視野が広がってた。ひきこもってる自分をなんとかしたい。だんだんそう思うようになってきた。一度ひきこもると何か行動を起こすのに凄くエネルギーが必要だけど、この方のブログ見て背中押されたような気がした。

ひきこもりのこれから

ブログで生活できる? わかりません。

だからやってみようと思います。失敗したところでブログやってるニートからただのニートに戻るだけ。そんな軽い気持ち、でも実は藁をも掴む想いで僕はこのブログを始めてみることにしました。自分で働き方を決めて自立できるようになる。僕と同じように自由を求める人と一緒にきっかけを掴みたい。だからそうなるまでブログという拡声器を使って情報発信し続ける。時間の有り余るひきこもりだからこそ伝えられることもある気がして。

管理人 Virginia(ばーじにあ)

LINEで送る
Pocket