深夜の線路沿いでの出来事の後日談

fallenleaves
こんにちは。こんばんは。Virginiaです。

今日は5月に公開した記事の後日談。

GW中に道端で指輪を探していた方に会ってきました!

前回までのあらすじ

1ヶ月前のGWに線路沿いを歩いているとふらふら倒れそうな女性の方を見かけたんですね。で、「大丈夫ですか!?」と声を掛けたのがこのお話の発端。簡単に前回の記事をプレイバック。

前回のハイライト

  1. 深夜の線路沿いを歩いていたら地面に倒れそうな女性を発見。酔っ払ってるのかな?と心配に。
  2. 近づいて「大丈夫ですか!?」と声を掛ける。近づいてみるとどうやら酔っ払っているのではないらしい
  3. 事情を聞くと酔っ払って指輪を落としてしまったよう。一緒に探してあげることに。
  4. ひたすらよく喋る女性。結局20分探しても指輪は見つからず。
  5. 名刺交換してその日は解散。女性はこの地域で活躍するアーティストだった。

簡単に振り返ると前回までのあらすじはこんな感じでした。なんとも不思議な感じ。

あれは新手の逆ナンだったのか?深夜の線路沿いでの出来事とその手法を考察した

インスタにお礼のメールが届いた

その後、名刺に載せていたInstagramアカウント宛にお礼のメールが来ました。

結局、その後も一人で指輪を探していたらしく、ぼくのように心配して声を掛ける方がなんと5組もいたとのこと。しかし大規模な捜索虚しく、指輪は見つからず。

「あら〜残念でしたね〜」

みたいな感じでやり取りは終わりました。

1週間ほど経ち、なにげなくInstagramを眺めていると彼女が写真をアップしていました。よく見てみると6月に個展を開くとのこと。

先日個展に行ってきた!

そんな感じで6月上旬に彼女の個展に行ってきました!

小さいカフェとかでやってるのかな?と思ってましたがいざ訪れてみると立派な高層ビル内にあるギャラリーでした。

エレベーターで会場まで上がり、入ってすぐ指輪探しの女性が。

「こんにちは〜。覚えてます?」

と話しかけてみると

「は〜〜!覚えてます!わざわざ来てくれたんですか〜!?」

とテンション高く出迎えてくれました。

彼女はぼくより5つ位年上で、近くの工房を拠点に活動する版画アーティストだそう。版画作品は極め細かいタッチのものばかりで、「版画でどうやってこれ作るの!?」ってものばかり。海外の絵本に出てきそうな世界観で、独特な表現技法で動物や人間が描かれていました。ちょっと感動した…

年に1回ほどは海外でも展示をやっているみたい。実はかなり大物だったんじゃ?と謎が深まりましたが、ご本人は「そんなことないですよ〜」と謙遜。ほんまかいな。

感想

f:id:goldenvirginia:20160614172534j:plain

個展で彼女と色んなお話をさせていただいて刺激をたくさんいただきました!

特に印象的だったのは作家になって一本立ちするまでのお話。今では軌道に乗っている作家活動ですが、それまでは色んな仕事を経験してきたそう。バイトもしたし、ぼくがいまやっているようなデザイン業もしてきて食い繋いできたみたいでした。そんなときに仕事をくれたのは、個人的に繋がりのある方やバイト先の店長だったそう。

「縁って大事だよ〜」という彼女の何気ない一言がこの個展のお土産でした。

1つ一つの出会いを大切に。自分の信念を大切に。

そんなシンプルなことを再確認させていただけた気がします。おわり。

 

LINEで送る
Pocket