社会人なら当然持っているクレジットカード。Amazonなどネット通販ではクレカ決済が前提になっていますし、最近ではクレジットカードがなければ利用できないサービスも増えてますよね。
しかし社会的信用の低いフリーター、無職、引きこもりニートの方の中にはクレジットカードを持っていない方もいるでしょう。
結論から言うと、引きこもりニートでもクレジットカードは作れます。
今日は引きこもりニートでもクレジットカードを発行する方法について、経験談を踏まえ解説していきます。ぼくも引きこもりニート時代にクレジットカードを発行することができました。ぼくの過去についてはこちら(→27歳ひきこもりはまだ人生詰んでない)
目次
クレジットカードないのはヤバい
この時代にクレジットカードを持たないのはリスクでしかありません。レンタカーやホテル、携帯料金、ネットショッピングなどクレジットカードがないと利用できないサービスは年々増えています。また、クレジットカードがないことが原因で生じるデメリットは他にもあります。
社会的信用がないと判断される
一般的には安定した収入がある人でないとクレジットカードを所持することはできません。クレジットカードはその名の通り、あなたの社会的信用を証明するもの。クレジットカードを持っていない=信用がないと判断する人は実際に多いです。
「引きこもりニートはクレジットカードが発行できない」と言われる理由の1つが、この「社会的信用がない人」として見られるからです。実際、安定収入がない人が引きこもりニートはクレジットカードを所持することは困難です。しかし後述しますが決して不可能ではありません。
発行しにくくなる
また恐ろしいのが年齢を重ねるごとにクレジットカードの発行は難しくなるということです。「クレヒス」という言葉をご存知でしょうか?クレジットカードを使った経験がなく、信用情報になにも履歴がない人をスーパーホワイトといいますが、30代40代になってもクレヒスが真っ白だとヤバいです。
カードの利用履歴は指定信用情報機関によって管理されており、滞納や自己破産などの情報なども記載されます。返済の滞納や遅延は金融事故としてネガティブな履歴として残り、信用情報を傷つけます。このクレジットヒストリーは通常5年間保存されるのですが、クレジットカードの利用履歴がないスーパーホワイトの方がカードを申請をしたとき、カード会社は申込者が過去に金融事故があった可能性を疑い、とても警戒します。
また、信用履歴がなくカード会社があなたの信用度を測定できませんので、必然的に審査は厳しいものになってしまいます。
つまりこれからクレヒスを積んでいきたいのに、肝心のクレジットカード自体を発行することができない状況になってしまいます。若いうちにクレジットカードを発行しておかなければ、カード自体を手に入れることが困難になってくるのです。
その他のデメリット
その他にもカードを所持していないデメリットはあります。クレジットカードは各種保険が付いてくるものもありますし、ポイントやマイルを貯めることもできます。またクレジットカードを使えば支払いを先延ばしすることもできます。
ここまでクレジットカードを持っていないデメリットや危険性についてをまとめてきました。クレジットヒストリーを積み重ねられないのは、将来のローン審査にも影響を与えます。例えばあなたが将来、車の購入するときにクレヒスが真っ白の状態だと、ローン審査に大きく影響を与えます。これから先のことも考えて引きこもりニートこそ若い間にクレジットカードを作り、クレヒスを育てておくべきです。
引きこもりニートは本当にクレジットカードを持てるのか?
さて、安定収入のない引きこもりニートはクレジットカードを持つことはができないのでしょうか?結論、①申し込み時の工夫と②無職でも申請OKのカードを選ぶ ことで審査を通る可能性は十分にあります。実際にぼくも収入がなかったときにクレジットカードの審査をパスすることができました。
引きこもりニートがクレカ申請するときのポイント
引きこもりニートが申し込みするときのポイントをまとめます。大前提として嘘はダメです。まず以下のことを確認しましょう。以下に当てはまるなら無職でも有利に審査を進めることができます。当てはまらない場合でも諦める必要はありません。
■ 確認事項
- 預貯金の有無
- あなたや家族に持ち家はあるか
- 扶養家族(学生や主婦)の中に入っているか
- 親と同居しているか
申請時には預貯金額を記入します。貯蓄が潤沢な方は審査に通りやすくなります。
自己所有もしくは家族の持家がある場合、住宅ローンを返済する能力などを評価され、審査に通過しやすくなります。
扶養家族に入っていれば、職業欄には「無職」ではなく「学生」、「主婦」で申請することで審査をパスできる可能性が高まります。
親と同居されている人の場合も、申請時に親の収入を記載するとカード発行のハードルがぐっと下がります。
職業欄の記入
少しでも収入があれば「フリーター・アルバイト」を選択、全く収入がない、働いていない方は「無職」を選択します。該当する方は「学生」「主婦」で申請する方がいいでしょう。
キャッシング枠はなしに
キャッシング枠は一時的にカード会社から借金ができる機能です。ショッピング枠を0、もしくはなるべく低い額で申請することで審査に通過しやすくなります。
派遣会社に登録するのもあり
無職で安定収入もなく、親とも同居しておらず、扶養にも入っておらず、持ち家も資産もないという方は現状、審査に問題なく通過することは難しいです。カード会社は安定収入を好むということは間違いありません。
この場合は、派遣登録などのアルバイトを短期間でも登録し、2〜3ヶ月毎月の収入を得てからカードを申請するのがおすすめです。アルバイトでもある程度の継続期間(2、3ヶ月~)があれば、一定収入があることのアピールになります。職業欄にも無職ではなく、「フリーター、アルバイト」を選択できます。
ギガバイトやプチジョブなどの簡単に登録できるサイトを活用するのがおすすめです。在宅系やモニターの仕事もあるので、気楽に仕事を始めることができます。
引きこもりニートにおすすめのクレジットカード
まだクレジットカードを持っていない方は、審査基準の高くないクレジットカードに申し込むことが大切です。おすすめのカードは「楽天カード」と「イオンカード(WAON一体型)」の2つ。以下のカードはどちらも申し込みフォームに「無職」の欄があり、1枚目のカードとしてはとてもおすすめです。まずは審査基準の低いカードでクレジットヒストリーを育てるのがよいでしょう。
楽天カード
楽天カードは非常におすすめのカードです。もちろん年会費無料で通常ポイント還元率も1%と優秀。楽天カードは会員数1500万人を超える大手のクレジットカードです。楽天市場で買い物すれば更にザクザクポイントが貯まります。
イオンカード
イオンカードは収入なしで申請可能なカードです。年会費は無料ですが通常ポイント還元率は0.5%となっています。20日、30日にイオンで買い物すれば金額5%割引というメリットがあります。イオングループをよく利用する人にとってはかなり使えるカードです。
若い今!早めにクレカを持っておこう
今日は引きこもりニートは本当にクレジットカードを作れるのかどうかについてまとめました。クレジットカードは早めに作っておくべきです。ぜひこの機会に申請してみてはいかがでしょう。