ぼくは成人してから約1年間引きこもり生活を送った。就職することを諦め今は個人で仕事をしている。個人事業主として活動を始めて1年が経った今では月収20万円を超え実家にもお金を入れられるようになった。
今日はスキルも人脈も知識もなにもない状態だったぼくが、実際に試してきた9つのビジネスについてレビューしていく。今回触れるものは基本的に「副業」と呼ばれるようなビジネスだ。つまり自宅で誰でもできるようなものばかりを紹介する。
自分一人で独立して仕事がしたい人、副業として稼ぎたい人、隙間時間で収入がほしい人にとって参考になれば幸いだ。それでは早速レビューしていく。
目次
◎在宅で稼ぐおすすめの9つの副業
ブログで稼ぐ
ぼくが最初に手を出して今も、仕事の1つとして継続しているのがブログだ。ブログでどうやって稼ぐのか、ピンとこない方も多いかもしれない。ブログを書くことから稼ぐところまでを簡単に説明すると以下のようになる。
ブログを開設する→記事を書く→記事に広告を掲載する→読者を集める
読者はGoogleなどの検索エンジンからブログにやってきてくれたり、SNSなどでぼくや記事について知り訪れてくれる。
広告はA8.net やもしもアフィリエイトといったASPに登録するだけ。ここには様々な広告主が広告掲載してほしい案件を載せているので、あなたが紹介したいものを選び、記事に入れるだけでブログからお金が入ってくる仕組みを構築できる。
とても簡単なので興味がある方はまずA8ともしもに登録してみよう。おすすめのブログサービスははてなブログだ。
せどりで稼ぐ
せどりとは簡単に言うと転売のこと。市場には必ず価格差というものが存在する。例えばコンビニと業務スーパーでは、同じ商品が違う価格で販売されているはずだ。安く商品を仕入れてきて別の販売経路で高く売る。せどりは資本主義経済の基本中の基本だ。
せどりの良いところは、リスクが低く”適切に行えば”ほぼ確実に黒字を出せるところだ。また簡単に仕入れ、集客、販売、在庫管理、売上という一連の流れを経験できる。
せどりだけで生活している人もいるくらいなのでお小遣いがほしい人やリスクをあまり取りたくない人にはとてもおすすめだ。ただ同じ商品を継続的に仕入れることができない点は注意が必要。あくまでお小遣い稼ぎとして考えたほうがいいと個人的には思う。
Amazon販売で稼ぐ
せどりより少しハードルは上がるがビジネスとして安定的かつそれなりの収入を求めるならAmazonや楽天などで商品を販売するのがいい。卸サイトから商品を仕入れ、Amazonなどネット通販で販売する。意外に思う方もいるかもしれないが、Amazonや楽天で商品を出品するのはとても簡単だ。出品者用のアカウントを作り(Amazon)、商品を出品するだけ。初期費用もほとんど掛からない。仕入れ販売に慣れてきたらプライベートブランドを作り(これも実はそんなに難しくはない)、自分の商品を販売するのもいいだろう。
せどりと比べると仕入量が上がる傾向にあり、必要な資金量も増える。また仕入れ商品のリサーチが鍵となるため、せどりで小売販売を経験してから手を出すのがおすすめだ。元手が大きいほど有利となるので、せどりで原資をつくりこちらに移行していくのがいいだろう。
ライター・クラウドソーシングで稼ぐ
クラウドソーシングサービスを活用すれば簡単にライターやデザインの仕事を始められる。単価や内容は様々なので一度登録してプロジェクト内容を眺めてみよう。ぼくはいくつかライティングの仕事をやった。単発の仕事も多くあり、無理なく書きたいテーマのみに応募できるのもメリットだ。おすすめはCrowdWorks 、Bizseek 、ランサーズといったクラウドソーシングサービスを活用することだ 。
自分には専門性も、書けるテーマもないと思っている人も心配しなくていい。例えば娯楽系の記事、テレビで話題のおしゃれなカフェ、韓流ドラマについて、恋愛の体験談などなにか特別な経験をしていなくても取り組めるものも非常に多い。ぜひ一度見てみてほしい。
Webメディアの運営で稼ぐ
Webメディアとブログの違いを説明するのは難しいがここでは、特定のテーマがなく日記・雑記的に更新されていく意味合いを持つのがブログ、特定のテーマを定期的に、一覧性高く情報発信するのがWebメディアとする。
Webメディアでは検索エンジンから読者を集客して、広告収入やサービスを提供する点ではブログとほぼ同じだ。ワードプレスやブログ(はてな、FC2)を使ってウェブサイトを解説し、テーマに沿った記事を書いていく。
あなたに好きな趣味や興味のあるテーマ(ダイエットや筋トレ、釣りや旅行などなど)があればとても楽しく記事を書いていけるだろう。逆にそれがなければネタ切れになったり、モチベーションが続かず、稼げる前に終わってしまうかもしれない。もしあなたの頭にパッと思いつくものがあればぜひともやってみてほしい。地道に持続すれば大きな収入になる可能性も高い。
あとは広告を掲載すればひとまず収益化の準備は完了だ。広告はブログ同様、A8.net やもしもアフィリエイトを使うといいだろう。
文字起こしで稼ぐ
文字起こしの仕事は音声データを聞きながらひたすら文字に起こしていく仕事だ。
文字起こしの需要というのは意外に高い。出版物やウェブコンテンツはインタビューや講演会の音声から作られることが多く、必ず音声データのテキスト化という過程を踏むからだ。また音声を文字に起こすことはまだコンピューターは得意でない。ノイズが少しでも入れば音声をしっかり認識しないためだ。
専門性があまり求められず、パソコン1つで始められるという点で文字起こしは副業に持ってこいかもしれない。ただ、ずっと音声を聞きながらの作業となるので、単調な作業が苦手な人には向かないだろう。
クラウドワークス やBizseek で文字起こしの仕事を見つけることができる。またTwitterで「文字起こし承ります。」と直接宣伝活動をしてみてもクライアントが見つかるかもしれない。
ウェブ制作で稼ぐ
ウェブサイトのデザインをしたり、ウェブ素材を制作することも十分副業となる。例えばバナー広告やヘッダーなどのデザイン、アイコンやロゴの制作、ウェブサイト全体のカスタマイズなど、ある程度知識があればできる。またWordpress用のテンプレートを作って販売することも可能だ。勉強すれば誰でもできるようになるし、スキルを上げたい人は勉強も兼ねやってみても面白いかもしれない。
プログラミングの知識はあって損はないし、大きな武器になる。プログラマー畑の職場では熾烈な戦いがあるかもしれないが、 そこから一歩外に出ればあなたは簡単にIT担当になれるのだ。ネットリテラシーは、ない人にはまったくない。少しの知識があるだけで、あなたは頼られる人になる。
おすすめの勉強サイトはドットインストールだ。短い動画で非常にわかりやすくプログラミングの学習ができる。
キャッシュバックで稼ぐ
こちらは報酬をポイントでもらうキャッシュバック。お金を稼ぐという点では違うかもしれないが、ぼくの場合はポイントを稼いでマイルに換え、飛行機代無料で旅行に行っている。ポイントサイトを利用してマイルを貯める人を陸マイラーと呼ぶが、定期的に飛行機を利用して旅行に行く方にはとてもおすすめだ。ぼくは実際に4ヶ月ほどで5万マイルを貯め、来年ロサンゼルスに行く。
ポイントの稼ぎ方を簡単に説明すると以下のような流れだ。
- ハピタスを経由して買い物やクレジットカードを発行する
- ポイントが付与される
- ポイントをマイルに変換する(いくつかのポイントサイトを経由)
ポイントをマイルに変換していくのが面倒なのだが、それでも海外旅行の渡航代が浮くと考えればなんてことはないと思う。まずはハピタスというポイントサイトに登録するところから始めればいい。
ハピタスにはポイントが貯められる案件がたくさんある。楽天での買い物でもポイントが貯まるし、クレジットカードの発行では1万ポイント以上の案件もある。旅行代を浮かせたい人にはとてもとてもオススメだ。
FXで稼ぐ
最後に紹介したいのがFX(外国為替証拠金取引)だ。相場の変動を利用して、安いときに売り、高いときに売ることで利益を出す。
FXは個人的にはオススメだ。実際ぼくの収入源の1つの柱になっている。悪い噂の多いFXだが、FXが悪く言われる大きな理由の1つがギャンブル性の高さだ。ネットで調べれば「FXで500万借金した」など簡単に出てくる。ただこれには1つ誤解がある。FXはギャンブルのようにハイリスク・ハイリターンを狙った取引もできるが、逆にリスクを低く堅実に取引もできる。つまりリスク管理が完全にこちらに委ねられている。それができない人はFXはやらない方がいいし向いていない。頭に血が上りやすい人は辞めておいたほうが無難だ。
リスク管理ができて(そのための勉強は必要)、冷静に数字を見れるようになるよう自分をコントロールできるようになれば、FXはお金を増やすのにとてもいい。ぼくはDMM.com証券 の口座を利用している。
ぼくがやっている4つの副業
最後にぼくが今でも継続している特におすすめの4つの副業をまとめる。
ぼくが今も継続している4つの副業
- ブログ
- FX(外国為替証拠金取引)
- ポイントサイト
- 文字起こし
以上4つがこの中でぼくの収入になっているものだ。これとは別に個人的な仕事がある。今回ご紹介したものはすべてやり込めばあなたを満足させる十分な収入を得ることができると思う。軌道に乗ればそのまま本業にもできる。
最初は誰でも知識がないし、不安もあるが、やらないことが1番のリスクであることに違いはない。やらなければ収入はほぼ100%ゼロだ。早速行動を起こしてみよう。地道にやれば正解が見えてくる。