1日のクオリティは朝で決まる!
毎日が最高の日だったらいいのに。誰もがそう思っている。でも実際には体の調子が悪い日があったり、なにごとにも身が入らない日がある。
今日はなにもしたくない。誰とも会いたくない。体がダルい。仕事に身が入らない。集中できない。例えば、前日は仕事で遅くなったとか、深夜まで宴会で飲みすぎたなど、わかりやすい理由があるならいいけれど、前日になにか明確が原因が見当たらないのに充実感のない1日を過ごしてしまう日もある。なんでなんだろう?
今日は1日をよりよいものにするためのヒント、朝にすべき行動について書いていく。
1日の充実感は朝になにをやったかで大きく変わってくる。ゆっくり朝食を取り、自分のための時間を使ったり、散歩やランニングをすると今日1日を気持ちよくスタートできる。逆に、朝寝坊したり、グダグタと布団の中で時間を過ごしてしまって後悔してしまうこともある。そんな日は嫌な気分を午後も引きずってしまう。その日の『朝』を整えることで1日のクオリティや充実感を得やすくしよう。
あなたの『朝』を整える6つの行動
では具体的に朝にどんなことをやれば今日が充実した良い日になるのだろうか。ここでは1日を充実させるために効果的な6つの行動をご紹介する。これらは僕が実際に試し効果を検証したものですべてを行う必要はない。1日のスタートをうまく切れていないと感じる人はどれか1つでも1週間継続してみてほしい。あなたの1日、そして人生がうまく転がりだすきっかけになるかもしれない。
1.布団を干す
朝起きて一晩あなたの汗を吸い続けたベッドカバーや布団枕をベランダや庭で干そう。布団を干して清潔に保つことは、夜あなたが床につき快眠できるのをとても助ける。良い睡眠を促しその日の夜も快適に眠ることができる。
布団を干すことが良いのは、同時に自分も朝日を浴びることができる点だ。朝日はセロトニン、メラトニンの分泌を促す。ホルモン分泌の流れが良くなり、よい睡眠リズムになる好循環を生む。また布団を外に出しておけばそうそう二度寝することもないだろう。ベッドに戻ってグダグダすることもなくなるし、なにより帰宅してとても気分良く就寝できる。
2.掃除
朝やることで僕がもっともおすすめしたいことが部屋の掃除だ。僕自身朝の掃除の効果に気付いて以来ずっと続けている。なぜ部屋の掃除を朝やることがいいのか。
1日の始まりと終わりを過ごす自宅の部屋が汚かったり、散らかっていれば精神的にも落ち着かないはず。外で脳や体を使って疲れた心身をゆっくり休め、癒やす効果が薄れてしまう。
また掃除は適度に体を動かす。まだ脳も体も十分に目覚めていない状態からゆっくり覚醒させられる。掃除したあとの部屋は本当に気持ちが良いし、帰宅時も清潔に保たれた部屋では1日のやる気スイッチをすぐにオフできる。
3.珈琲
朝起きてすぐ珈琲を飲むことは賛否両論あるが、『1日の質を上げる』という意味では僕は朝のコーヒーをおすすめしたい。一杯のコーヒーでカフェインを摂取でき基礎代謝を促進できる。血流が良くなり、覚醒作用も働きゆっくりと心身リラックスした状態に持って行ける。なにより早起きして新聞を片手に珈琲を淹れる時間は贅沢だ。冬も夏も朝に飲むのはホットを飲むといい。飲み過ぎには注意。
4.水やり
もし自宅に庭や観葉植物があるならば水やりすることもいい。布団干しと同じように朝日を浴びながら体を動かすことができる。水やりを慌ただしくするはいないはずだ。人は水やりをするとき、のどかでゆったりとした時間を過ごす。
また 植物は目を癒すとも言われ、水やりを朝の習慣にすればあなたの生活もより良いものになるだろう。イライラしがちな人、そのせいで人間関係がうまく行っていない人に特におすすめの朝の日課だ。
5.ストレッチ
朝に体を動かすことが生活に良い影響を与えることは誰しも知っている。だが、普段あまり運動をしていない人がいきなりランニングなどのハードワークから始めることはおすすめできない。個人的におすすめなのが簡単なストレッチだ。日課として、そして自分の体のメンテナンス、としてストレッチを始めてみてはどうだろうか。
まずは肩甲骨を時間を掛けて大きく動かす。まだ目覚めていない体を、朝に動かすことで全身に酸素が行き渡る。呼吸を意識してじっくり深呼吸しながら筋肉を伸ばすとより効果が高い。あとは股関節、ハムストリングスなど体を支える大きな関節周りの筋肉からほぐしていこう。体が軽ければハツラツと1日を過ごすことができる。
6.瞑想
最後におすすめしたいのは瞑想だ。瞑想と言われて「なんだそれ」と思われる方も多いかもしれない。しかし、瞑想は頭の中をスッキリさせるのには最適かつ効果も高い。朝の15分を瞑想に当てるのはハードルが高いかもしれないがもし余裕のある人や瞑想に興味のある人はぜひともやってみてほしい。静かな場所でゆったり座禅を組み(普通に椅子に座ってもいい)、脱力して座り目を閉じる。頭の中は空っぽにしてなにも考えない。それを15分感続ける。ポイントはなにも考えないをすることだ。これは実は非常に難しいことだけれど、なにか考えが生まれたときに「今なにか考えてしまっているな。」と頭の中で唱えることがポイントだ。すぐにまた瞑想状態に戻れるだろう。 良い状態で瞑想を終えられれば、ストレスや悩みはすっ飛び、驚くほど脳が冴える。
まとめ
朝の時間を有効活用することで、1日のクオリティは確実に高まる。毎日充実した朝を過ごせばあなたの人生はより豊かになる。たった一つの朝の行動がうまくいかない現状の転換点になるかもしれない。
なにか一つでも、朝することを決めてしばらくの間継続してみよう。ポイントは簡単で、短時間ですむ、シンプルな行動だ。すべてをやる必要はない。