昔から、雑談の場が苦手だった。
職場の飲み会や立ち話はその典型。人間関係や空気的にそこにいないとよろしくない状況。でも親しいわけでもなく、話に興味が出ない。あんまり面白くない。気まずい。
そんなぼくも今ではこんな場面が苦にならなくなった。
複数人での雑談の場面、ぼくなりのコツを今日はまとめていく。
この記事は以下のような人向けです。
- コミュ障の人
- 会話に自信のない人
- 面白くない人
- 年上との会話が苦手な人
※お喋りな人・テンション高い人・社交的な人には向かないテクニックです。
目次
基本黙っておけばいい
雑談の場で積極的に会話に参加したり、うまく相槌ができない。どう会話に入ろうか、どんな顔でいればいいのか、話を振られたらどう答えたらいいのか。テンションはどんな感じがいいか、どんな振る舞いをしたらいいのか。考えれば考えるほど自分で窮屈になってしまって、結局輪に入れない。
特に新しい職場や人間関係の中でしょっちゅう気まずい思いをするのは僕だけではないと思う。
そういうときはその場にいて黙っておけばいい。それがぼくの対処法だ。直接話題を振られたりしない限り、基本、聞いとくだけでいい。興味のない内容ならリアクションも薄めでいい。
でもずっと黙ってればいいわけではない。
どういうことか?
興味が出たときだけ反応する
いくら面白くない話でも、5分や10分雑談が進めば、興味のある話題になったり、多少心が動いたりすることがある。興味があるときだけリアクションしてみるのがコツだ。
そうじゃない時はただ聞いとけばいい。愛想笑いや興味ありげな顔、真剣に聞いてる風な顔、相槌とかはいらない。
面白くなかったら笑わなくていい。でもちょっと面白かったらちょっと笑う。これ大事。わからないことがあったり、気になったことがあれば、思ったことをそのまま聞いてみたりすればいい。
例えば、職場の人(Aさん)がラーメン屋の話をしてたとする。例1)
A「2号線沿いの○○屋の白菜ラーメンがうまくて….」
あなた「へー。コンビニの横のとこですか?」
とかだ。場所が気にならなければ聞かなくていい。
例2)
A「2号線沿いの○○屋の白菜ラーメンがうまくて….」
あなた「へー。醤油ですか?」
もちろん醤油か気にならなければ聞かなくていい。
例3)
A「2号線沿いの○○屋の白菜ラーメンがうまくて….」
あなた「あそこチャーハンもうまいですよねー」
もちろんチャーハンがうまくなければ言わなくていい。
要は話を聞いて思ったことをそのまま言えばいい。
「へー」とか「今度行ってみようかな」とか「よく行くんですか?」とか自分が気になったことをそのまま言葉にする。別に気の利いたセリフとかリアクションはいらない。あと話を無理に続けようとしなくていい。
とにかく、自分の琴線に触れたときだけに素直に反応してみる。これがめっちゃ大事だ。
相手に与えられる印象
基本黙って聞いとく。興味が出たときだけ反応する。この作戦によって得られると考えられる効果を羅列してみる。
1.人間関係が良好になる
基本黙っとけばいいと思うとその場に居続けやすい。積極的に会話に参加しないといけないと思うから、雑談は面倒になる。面倒だから次第に雑談の場から遠ざかるようになる。そうするうちに「アイツは無愛想な奴だ」と思われたり、嫌われる原因になる。
面倒だが雑談の場に参加している事実は、人間関係の構築に有利に働く。いつも自分の会話を聞いてくれている人を無下にはできない。
2.黙っていれば嫌われない
基本黙っていると、大きく好感度を落とすことがない。悪口を嫌う人は多いし、失言は減る。つまり黙ってたら嫌われにくい。
そりゃずーっとブスッとして黙ってりゃそのうち嫌われる。けれどちゃんと自分の興味を忠実に表現していたら、無愛想とは思われない。
3.嘘のないコミュニケーションができる
おべっかや愛想笑いは意外とバレる。バレなきゃそれでいいが「コイツ本心で笑ってないな」と思われると、印象を回復させるのはなかなか大変だ。
興味のあることだけリアクションすることでそれらのリスクを回避できる。嘘のリアクションは知らない間に信頼を失うとぼくは思っている。
4.次第に話を振られるようになる
積極的に喋らずともずっと輪の中にいたら、流石に誰かが気を利かせて話を降ってくる。基本黙っていると「こいつは何に反応するのか?」と相手は無意識に気になってくる。
親しくない相手になにかベラベラ話すとたいていウザがられる。つまらなかったら普通に返事すればいい。ウケも狙わなくていい。興味があればテンションを上げて応対すればいい。相手に何を思われてるとか気にしたらいけない。
まとめ
今日はぼくなりの雑談への対処法を記してみた。
- とりあえずその場にいる
- 基本黙っておけばいい
- 話はぶすっとせずリアクションは薄めで聞いとく
- 興味あるときだけ反応する
雑談ダルいなあと思っている方にはちょっと試してもらえると嬉しい。
そんな感じか。ではまた来週。ちゃお