15回目を数えるBAZOOKA!!!の名物企画『高校生RAP選手権』が今春開催される。回を重ねる度に盛り上がっていくMCバトル大会に注目せずにはいられない。今大会は高校生ながらすでに全国に名を轟かせるMCが多く出場することになった。
このページでは第15回高校生RAP選手権の大会概要と出場者についてまとめていきます。
目次
第15回高校生RAP選手権 大会概要
『BS スカパー! BAZOOKA!!!第 15 回高校生 RAP 選手権 in TOKYO』
「フリースタイルダンジョン」とともに空前のヒップホップブームの立役者「高校生ラップ選手権」はスカパーのBAZOOKAの恒例企画。半年に一度に開催されているフリースタイルラップの大会だ。今回の第15回大会は4月3日に新木場 STUDIO COASTで開催される。
BSスカパー!『BAZOOKA!!!』名物、即興のRHYMEとFLOWでバチバチにやり合う“フリースタイルラップの甲子園”!HIPHOPじゃなきゃ描けないムキ出しの青春!見逃すのはナシや!http://www.bs-sptv.com/bazooka/rap/
第15回高校生RAP選手権出場者一覧
本戦に出場する16名のMCが発表された。以下が今回の出場者だ。
第15回高校生RAP選手権出場者
第15回高校生RAP選手権注目MCと解説
今大会注目のラッパーをピックアップした。今回はすでに知名度があり、実力が知られているラッパーが多い。混戦必至の大会で注目すべきMCを見ていこう。
藤KooS
14回大会でいきなりベスト4入りを果たした藤Koosは、当然今回優勝を狙っているだろう。前回のRedEye戦は延長で惜しくも負けてしまったが確実に前回大会のベストバウトで、どちらが勝ってもおかしくない試合だった。高速ラップと飽きのこないフロウがハマれば上位入りはカタい。
百足
00世代の代表、百足も今回出場する。ライミング、フロウ、リズムキープすべて高い水準にあるMCだ。特に音ハメが抜群にうまい。すでに全国レベルで知名度があり、観客を湧かせやすいのは有利。前回ベスト4の00世代Ono-dがそうだったように初戦で勢いに乗れれば優勝もありえる。
ベル
神奈川から出場のベルは、凱旋MC BATTLEで藤KooSと喧嘩になりそうなくらいバチバチにやりあった過去がある。和解したのかは定かではないが、今回両者の対決があれば注目だ。高いヴァイヴスで語るスタイルで、ネタっぽさがなく、ストレートなラップが魅力だ。リーゼントの髪型にも注目。
HARDY
前回大会の優勝者。第14回大会決勝でのRedEyeとの壮絶なバトルは記憶に新しい。とても通る声と抜群のリズムキープは健在だ。最近ではKOK2018にも出場し、確実にステップアップしている印象。2連覇は十分に可能性がある。優勝候補の最前列だ。
MOGURA
第11回でラップ経験わずが2ヶ月でベスト4入りしたMOGURAが戻ってきた。いまや高校生ラップ選手権の常連MCと言っていいだろう。ヴァイヴス満点で的確に相手の嫌なところを刺すのが持ち味。初出場以降インパクトを残せていないのも事実で、今回爆発を期待したい。
韻マン
韻、韻、韻で攻める韻マン。脈絡があったりなかったりとにかく踏んで踏んで踏みまくる。スタイルは誰とも被らない。今大会をいい意味で荒らしてくれる存在になるだろう。勝ち上がるかどうかは審査員との相性次第か。
hMz
三度目の出場となるhMz。最近ではAbemaTVのラップスタア誕生!にも出演し高い音楽性をアピールした。hMzはとにかくラップが巧い。予選から彼は要チェックだ。上位に食い込むためにはしっかり観客を乗せられるかが課題。
Novel Core(Core-Boy)
第十二回の優勝者が高校生RAP選手権に再び戻ってきた。最近ではLIVEも精力的に行っているNovel Core。韻、リズムキープ、パンチラインどれも穴がなく、高い総合力で優勝を狙う。優勝候補の一角であることに間違いはない。
まとめ
第15回高校生ラップ選手権はHARDYとNovel Coreの二強を誰が崩すかという構図。いつも以上に実力者がひしめく中、誰が優勝を手にするのか目が離せない。